昔の文章を掘り返す【2000/05/06 THIN MAN@ライン河声場】

今回は、我らが大師小龍が企画した痩人のスペシャルライブでした。
スタッフはみんな日本人でした。
一応、ぼくも端くれとしてお手伝いをば・・・
スタッフTシャツまでもらってしまいまして・・・
たいして働かなかったのに・・・
ありがたいことであります。

今回はライブとレイブという試みです。
ライブ+DJイベントだったんです。
中国人にもレイブは通じるか?

今回はその企画の発起人でもある、DJ.Zakkyの「6・26」、「説説」のリミックスとともに痩人メンバー登場、そのまま演奏も始まり、痩人のライブにDJが加わりました。
このコラボレーションは良い感じでしたね。
もともと、ラップの要素がある痩人ですので、リミックスもしやすいのではないかと思ってました。
そのまま、DJのリミックスに合わせて演奏が始まり1曲目「説説」スタートです。
よく練習したんだろうなあ、良かったです。

以下セットリストは
2. 6.26
3. 因爲你的出現
4. 傷口
5. 堅持就是勝利
6. 離婚
7. 歌手
8. 狂風雨
9. 這已足够
10. 痩人
て感じです。

ライブは凄く迫力ありました、良かったです。
毎回ながら痩人のライブは圧倒されます。
今回は比較的前から企画がねられたライブだったので、お客さんもメンバーも気合いが違っていましたね。
比較的クールで、ライブ中でも絶対脱がない、G符寧がなんと、裸になってしまいました。
これは凄いですね、レアです。
あと、Dr 王爛が切れまくりでした。
いつも以上に熱いドラムでした。
痩人のライブを、あれだけ激しいドラムプレイで最後までやりきる、彼のエネルギーに敬服します。
Vo 載秦も激しく唱って、踊って、飛んで、飛んで・・・
怪我を再発してしまわないかと心配するほどですが、余計な心配ですね。
B 仨儿(Sar)も聞きごこちのよいリズムを刻んでくれました。
冷静にバンドの音を支え、狂いのないコーラス、時に激しくアピールもする。
仨儿のこのバンドへの貢献度ってそこ知れないものがあるなあと思います。
まあ、一言「牛B」ってことですね。

今回のライブはDJ+バンドというスタイルの融合、
外国人と中国人による共演、共作という初めての試み満載の大企画。
なかなかありそうでなかった、本当の日中合作の手作りライブでした。

そして、某I氏が今回のライブの意義をもとに「ハイブリッド」というキーワードをあみだし
Keisuke氏が「ハイブリッド1」というキャラクターを作成
なんと3DのCGアニメーションを作成
ライブと合わせ会場のTVで放映するという試みもありました。
ほんと、今までにない試み、これは感動ものでした。

そのあとのDJタイムも盛りあがりましたし、めでたくイベント終了で何よりであります。
<完>


関連リンク

痩人楽隊 THIN MAN
http://yaogun.com/artist/thinman/thinman.htm

(上記リンクは中国揺滾DATABASE)より

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2012年加筆。
懐かしい、当時のスタッフTシャツを見つけました。